1.共同研究テーマ「転換期の東アジアと北朝鮮問題」
東アジアの国際政治に焦点を当て、北朝鮮の核問題に対する周辺国の対応や協力について朝鮮半島・米国・中国・ロシアを研究している日韓若手研究者を中心メンバーとして、2009年4月より複数年にわたる共同研究を行い、その成果を学術書として出版する予定である。
2.メンバー
日本側
韓国側
3.活動状況
(1)第1回研究会
日 時:2009年8月27日(木) 14:00~18:00
場 所:韓国延世大学延喜国際会議室
研究プローポザルの報告を行い、研究分担領域を調整した。
(2)第2回研究会
日 時:2010年3月27日(土) 12:00~13:00
場 所:日本慶應義塾大学東館5階交流スぺ-ス
研究初年度の進捗状況を報告し、出版および今後の研究会日程を調整した。
(3)国際シンポジウム
研究成果の中間報告を兼ね、以下のように国際シンポジウムを開催した。
<プログラム>
日 時:2010年3月27日(土) 14:00~18:00
場 所:慶應義塾大学 東館6階 G-SEC Lab
14:00-14:15 開会式
14:15-16:00 第1セッション「東アジア情勢―課題と展望」
司会 添谷芳秀(慶應義塾大学)
報告 中山俊宏(津田塾大学) 「米国の東アジア政策」
李熙玉(成均館大学) 「中国の東アジア政策」
討論 兵頭慎治(防衛研究所)
加茂具樹(慶應義塾大学)
崔鍾建(延世大学)
16:00-16:15 休憩
16:15-18:00 第2セッション「北朝鮮問題と南北関係」
司会 小此木政夫(慶應義塾大学)
報告 裵鍾尹(延世大学) 「韓国の対北朝鮮政策」
金榕炫(東国大学) 「北朝鮮問題の現状と課題」
討論 西野純也(慶應義塾大学)
金泰煥(韓国国際交流財団)
堀田幸裕(霞山会)
18:00 閉会の辞
* シンポジウムの詳しい内容については、News Letter Vol.2を参照すること。
http://korea.kieas.keio.ac.jp/NewsLetter002.pdf
(4)第3回研究会
日 時:2010年8月31日(火) 13:00~18:00
来年論文提出を向け、各自研究進捗状況を報告し、議論を深めた。
(5)第4回研究会
日時:2011年7月2日(土)10:00~13:00
場徐:慶應義塾大学北館1階
出版を向け、最終原稿を報告した。
(6)国際シンポジウム
研究成果の最終報告を兼ねて、以下のように国際シンポジウムを開催した。
日 時:2011年7月2日(土) 14:00〜18:10
言語:日韓同時通訳
*シンポジウムの詳しい内容については、News Letter Vol.5を参照すること。
http://korea.kieas.keio.ac.jp/NL5_web.pdf
<プログラム>
テーマ:「東アジア情勢と北朝鮮問題」 場 所:慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階G-SEC LAB
13:40 開場 14:00−14:05 開会の挨拶 14:05−16:05 第1セッション「東アジア情勢の動向と展望」 司会 添谷芳秀(慶應義塾大学) 報告 崔鍾建(延世大学)
「6者協議の国際政治:6者協議にみる北東アジア秩序」 兵頭慎治(防衛研究所)
「ロシアの東アジア政策-転機を迎えるロシアの朝鮮半島政策」 寺田貴(早稲田大学)
「北東アジア地域主義の可能性と『2対1』の論理」 討論 金泰煥(韓国国際交流財団) 中山俊宏(青山学院大学) 裵鍾尹(延世大学)
16:20−18:10 第2セッション「中朝関係と南北関係」 司会 小此木政夫(慶應義塾大学) 報告 小牧輝夫(国士舘大学)「中朝経済関係の現状と展望」 文正仁(延世大学)「南北関係の評価および課題」 討論 李熙玉(成均館大学) 西野純也(慶應義塾大学) 康根亨(済州大学) 18:10 閉会
※ 研究成果は2011年度に書籍として出版する予定である。