韓国社会世論研究所(KSOI)の創立者であり、政治コンサルタントとしても活躍している金憲泰教授は、韓国の急激な政治変動の原因には、スマートフォン及びSNSが幅広くの普及されたことによる「デジタルコミュニケーションの極大化」があると分析した。韓国における「超疎通型デジタル政治」は、繰り返すことができない一つの現象であり、社会的な争点に対する世論が速やかに形成され、韓国人の政治参加文化が「冷淡型」から「参加型」に急激に変化し、エリート層が独占してきた権力が大衆に分散されるという肯定的な側面があると評価した。一方で、代議制民主主義が危機に直面し、伝統的な形式の政党が崩壊する可能性が高まり、ポピュリズムが台頭する可能性も見逃すことができないと指摘した。
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